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2007年1月31日 (水)

モザイクのころ

94年かそこらだったと思います。ダイヤルアップ接続の電話料金を気にしながら「モザイク」というブラウザーを恐る恐る使ったのが私のインターネット事始めでした。確か最初の頃はお決まりの「観光コース」だった米ホワイトハウスやNASAなどのホームページを訪れて「おーっ」と大喜びしていたのですから、白黒テレビが初めて家にやってきて、プロレスとかお笑い三人組とかを喜んで見ていたのと同じレベルでした。パソコンはDX486の50MHzあたりから、やっと最初のペンティアム60MHzくらいだったでしょうか。まだDOSの時代が尾を引きずっていて(この辺、思いっきりヲタクですみません)、ヒコーキ関係のゲームをやっていたのでウインドウズと半々くらいで使っていたと思います。その後、ウインドウズが95になって、ブラウザーはネットスケープが次々にバージョンアップして、自分のホームページも作って、とネット社会へまっしぐら。私が自費出版をすることになったら、きっとこんな事を書くんだろうなあ、とウインドウズ・ビスタ発売の記事を見て思い出しています。このところ、おかげさまで自費出版のご依頼が相次いで、きょうも2冊が完成しました。ひとつは企業、ひとつは個人の足跡をたどる内容です。当社がお手伝いした自費出版を対象とする「ふるさと新潟 出版大賞」の2006年度最終審査が間もなく行われます。大賞の作品は全国新聞社出版協議会の「ふるさと自費出版大賞」新潟県候補作品となります。さて、どんな本が選ばれるのでしょうか。

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2007年1月30日 (火)

旧軽のトイレに思う

軽井沢の公衆トイレ騒ぎがついに全国ニュースになりました。軽井沢のヘソとも言うべき旧軽ロータリーにトイレを造ろうという動きに、周辺住民から「待った」がかかったというのです。あの街の場合はキャパシティを遙かに超えた観光客が、特に夏場に入り込むために、このトイレ騒動に限らずいろんな軋轢が生じているんですね。なぜ人は軽井沢へ集まるのか。圧倒的多数は「セレブな人たちが優雅な避暑地暮らしをしている雰囲気に触れてみたい」というところでしょう。ちょっと待った!見たり触れたりするのは勝手ですが、そこで暮らす(別荘で避暑するのも暮らしです)人たちに迷惑をかけるのは、世界中どこでも御法度です。観光って何だろう、と私はいつも考えているのですが、すべての間違いは観光を「金のなる木」だと思うところから来ていると考えます。つまり観光が「目的」となっていることです。そうじゃないでしょう。観光は本来「結果」としてあるべきものです。そこにある自然や暮らしや地域社会が外から見て魅力的なときに、人はそこを訪れ、感動するのです。自然や暮らしや地域社会は、観光のためにつくられたものではないはずです(ディズニーランドなどは別ですよ)。お金を落とす観光客が「主」で、そこに暮らす人や昔からある自然が「従」ではありえないのです。結論。旧軽には観光客が勝手に集中し過ぎているだけですから、トイレがなくて不便なら行かなければいいのです。そこで暮らす人々は公衆トイレなど必要としていないのです。今朝の新聞に佐渡観光がまた減った、と出ていました。いいじゃないですか。佐渡に暮らす人のいったい何パーセントが「もっと観光客に来てほしい」と思っているのでしょう。困るのはほんの一部の人です。そんなアブクのようなことよりも佐渡を愛し、住み良くすることに全力を傾注すべきです。そう思います。

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2007年1月29日 (月)

千の風になって

「千の風になって」が中高年を中心に大ヒットしています。先日参列した葬儀で、葬祭センターのロビーや待合室にずっと流れ続けていたBGMもこれでした。歌曲風の静かな、しかし力強い歌を耳にした方も多いでしょう。原詩はアメリカの女性の作品で、なんと著作権フリーになっているためいろんなところで紹介され、愛されているそうです。この原詩から生まれたのが今、日本国内でヒットしているバージョンで、訳詞・作曲は新井満さん。曲が生まれたきっかけは、新井さんの友人で新潟市で開業しているK弁護士の奥さんががんで亡くなった悲しみだったそうです。新潟ゆかりの曲なんですね。オリコン上位というヒットも中高年パワーの現れのひとつでしょうか。中高年と言えば「新潟 大人の遠足」が品切れとなりました。ご迷惑をおかけしていますが、間もなく増刷が出来上がります。若い2人だけの秘密の時間を共有するお出かけや、子育て中のワイワイ、キャーキャーとにぎやかな外出とも違う、長い人生の旅路を乗り切って来て落ち着いた時間を過ごしたいという方々が、近場でちょっと得した気分にも勉強にもなる散策を、という時に便利なこの一冊。大変ご好評をいただいています。そんな方々に是非ともあわせてお求めいただきたいのが「越後豪農めぐり」です。これも品切れになったためご要望をいただいておりましたが、増刷が出来上がりました。県内にたくさん残る豪農の邸宅を文化財として公開されているもの、現住家屋で非公開のもの含めて美しい写真で紹介する一冊で、日本家屋の持つ端正なたたずまいと、今では想像もつかない大地主の権勢とが圧倒的な迫力で往事をしのばせてくれます。そんな散策を日帰り温泉で締めくくれば、それは充実した一日となりますね。明日への元気もわいてこようと言うものです。「ぶらり日帰り立ち寄り湯」もどうぞよろしく。

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2007年1月26日 (金)

一方通行の大通り

新潟市のど真ん中に古町通りをはさんで2本、並列して走る幹線道路が西堀通りと東堀通りです。かつては堀と柳の街の風情を醸していましたが、環境悪化や自動車増加で新潟国体(昭和39年)を機に埋め立てられ、広い道路となりました。現在この2本の通りは互いに逆方向の一方通行。これをともに対面通行にしようという動きが報じられました。西堀、東堀ともに1車線だけを反対通行可能にしたいとのこと。それはダメでしょうね。どうせ1車線は路上駐停車でふさがるのですから、通行車両は反対車線にはみ出すことになり危険ですし混乱します。4車線とか5車線という広い道路が一方通行というのは、よそから来た人には驚きのようですが、隣接・並行する2本の大通りをセットで考えたこのルールには、都市交通のあり方を見据えた何か潔さのようなものを感じます。いいじゃないですか、新潟市では数少ない、なんとなくおおらかな感じのする一方通行道路なんですから。道路といえば市内各所に設定されているバス専用レーン。最近は朝も晩も一般車がわが物顔で通行しているのに、特に取り締まりも指導もしていません。新潟のような地方では(必然的に)マイカーのような私的交通機関に頼らざるを得ないため自分さえよければという身勝手さが助長され、公共交通機関がないがしろにされて交通マナーもレベル低下します。バスレーンがもう必要ないなら廃止すればいいのです。次々に新しいものをほしがって、どんどんそれらを忘れていく新潟の悪い癖ですね。西堀、東堀の懐かしい姿を見たい方は「思い出ほろろん 新潟編」(写真・中俣正義)や「新潟 あの日の街角」(写真・桜井進一)をどうぞ。

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2007年1月24日 (水)

地震と自衛隊

東京出身の代議士が自身のホームページで阪神淡路大震災について「軍隊は国民を守らない」「国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、知事の要請を受けて本格救援に向ったのは、数日を経て後のことであった」と自衛隊批判を書いていることについて、阪神淡路の被災者から猛然と反発の声があがっています。阪神淡路のニュースなどで私が知り得た範囲では、自衛隊各部隊は地震直後から出動待機に入って再三にわたり自治体などに打診をしたのに足止めをされ続けたことや、当時の村山首相の対応が極めて遅かったこと、被災者の多くは自衛隊員の寝食を忘れた救援活動に非常に感謝していたことなどが記憶にあります。誤解なのか意図的なのか分かりませんが、どうもこの代議士の主張と事実との食い違いが大きいようです。もし中越地震に関して自衛隊の救援活動を意図的にわい曲して政治活動に利用するようなことがあったら、被災者のみなさんの多くは憤ることでしょう。政治的な主張は大いにやっていただきたいけれど、人の心のぬくもりや、損得抜きの献身への素直な感謝、といったものを土足で踏みつけるようなことはしないでほしいものです。そうでないとこの国はますます壊れていくのではないかと不安になります。人間社会で一番大切なことは、人の痛みを知ること、人のぬくもりを知ることではないでしょうか。

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2007年1月23日 (火)

方言にひたる

ぜーごのばばさまがじゃべ子らったころのはなしなんらろも、「おせおせガンガラビ」らの「もれぇ風呂」らの、そんげんはなし、ふっとつしゃべくって、ばーかおもしぇーて、おもしぇーて。CDもつえったれね。方言CDてがん、BSNのんがあらあんろも、こんげおもっしぇー本はじめてらて。はよ店えって「くんなせー」てこぉんらわね。

方言文集「もく津がにっ子 しゃべちょ唄」。これは強力です。保科桂子さんが戦争中の旧横越村木津を舞台に、小学校高学年のこどものことばとしてつづったもので、方言の書籍としては先に紹介した「蒲原の暮らしのことば」(野口幸雄著)と同じ”消えゆく蒲原ことば”を扱ったものです。とにかく全編が蒲原ことばでつづられていて、ちゃんと単語の意味がルビ形式で付いているのですが、付録CDを聞かないと、ちょっと途方に暮れるかも。これはもう、津軽ことばに負けず劣らずの異国風。単語や短文でなくセンテンスで方言のニュアンスを楽しめますから、この中からなにか自分なりの表現を身につけておけば、宴会なんかで周囲をびっくりさせる隠し芸にもってこいかもしれません。フランス語やスペイン語に挑戦するような気持ちで読んでみると面白いでしょう。BSNから発売されている「今すぐ使える新潟弁」CDの文法編など全4巻とあわせてご活用ください。

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2007年1月22日 (月)

新潟 安芸路を快走

興奮しました。感動しました。日曜日の全国都道府県対抗男子駅伝。5区で十日町高校の田村が11人抜きして6位でたすきリレーした時には鳥肌が立ちました。続く6区の中里中学・田中もよくがんばって6位をキープし最終ランナーにたすきリレーという夢のような展開。なにしろ過去最高20位というわが新潟ですから、県内のテレビ桟敷は「オイオイ」という歓声に包まれたはずです。最終7区はさすがの強豪ぞろいとあって11位(10位愛知とほぼ同着)のゴールでしたが、これを「よくやった!!」と誉めずしてどうしましょうか。もちろん2区の中郷中学・吉田も8人抜きで13位に押し上げたという大功績が光ります。思わぬアクシデントなどのブレーキが一人も出なかったということも幸いしました。このところ快走していたバスケBJリーグのアルビレックスが突如負けはじめて首位を転落したり、バレーで期待のVリーグ入りした栗山米菓が連敗したりしていただけに「新潟、やればできるじゃん」という元気をくれたレースでした。ありがとう!快走といえば(毎度無理のあるもって行き方でスミマセン)当社近刊の「新装版 新潟県の葬儀と法要」が大変なご好評をいただいて早くも品切れとなりました。連日、書店さんや個人のお客さんからの電話がひっきりなしで、担当者はうれしい悲鳴です。早速増刷に入りましたので、しばらくお待ちください。また「家族っていいなあ」も品薄ですので増刷準備に入っています。

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2007年1月18日 (木)

廃車でビックリ

廃棄物の処理はなんでも有料の世の中。家庭にある古タイヤを処分するにもガソリンスタンドなどへ持ち込んで、処理料金を支払う必要があります。自動車そのものの処理にも2005年に施行された自動車リサイクル法でリサイクル料金の負担が必要です。さらに解体業者などの手数料も必要とすると、自動車1台と不要な冬タイヤ一式そろえて処分するには2、3万円はかかるのかな、と考えていました。実はわが家で不要になった軽自動車を1台廃車処分する必要が生じたのです。もはや中古車としての商品価値はゼロの古い車です。自動車販売店やガソリンスタンドに頼めば簡単なのですが、多分上記の費用がかかります。なんかもったいないなあ。そこであれこれ調べてみたら、ちゃんとそうした不要車を引き取って処分する専門業者があるんですね。行ってみました。驚きました。大手のカーディーラーか車検ショップみたいに明るくてきれいなオフィスで、個人情報保護法のプライバシー・マークも取得済みで安心。ていねいに説明してくれ、ちゃんと車検残期間の重量税払い戻し(口座振り込み)の手続きもやってくれて、引き取り・解体手数料はタダ(リサイクル料金は前回車検で支払い済みでした)。おまけに「このところ鉄の価格が高いので5000円をお支払いします」とお金まで貰ってしまいました。もちろん、冬用タイヤ4本も無料引き取りです。環境ビジネスの最前線というものを初めて目の当たりにしてビックリでした。

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2007年1月17日 (水)

ここにも明治の偉人

新潟県が生んだ偉人の一人の足跡をたどる一冊「情熱の人 関矢孫左衛門」が刊行です。魚沼の大地主の家へ養子として入り家督を継いだ孫左衛門は、戊辰戦争で西軍について戦い、戦後荒廃した長岡を復興するため国立銀行を設立。今の北越銀行になるわけですが、いわば米百俵の小林虎三郎とは違うアプローチで郷土の復興に貢献しました。著者の磯部さんはこの本のなかでご自身の幼少の頃の想い出として年寄りが「関矢様の旦那様が銀行をこしゃって(こしらえて)金を貸してくださった」と話していたことを紹介しています。なにか魚沼らしいじわーっと温かいものを感じさせてくれることばです。やがて孫三郎は関矢家を息子に任せ、北海道開拓のために移住するのですが、そのころには三条出身の今井藤七も今の北海道最大手百貨店である丸井今井につながる小間物店を札幌に開いていたのも不思議な因縁です。ま、とにかく明治の人のバイタリティーというか前向きで一途な姿は、この孫左衛門に限らず現代に生きる私たちにいろんなことを語りかけてくれます。魚沼の語り部・磯部さんの労作、ご一読をお薦めします。

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2007年1月16日 (火)

携帯封じ、しますか?

電車の中での迷惑行為について何度か書いていますが、もはや目くじらたてる気にもならないほど常態化しているのが携帯電話の濫用です。「あのさあ」と大声で話す女子高生や「お前が悪いんだろう」と痴話喧嘩する大学生。「はい、その件につきましては」とビジネスするおじさん。とにかく電車の中は携帯天国。車内放送が何度呼びかけようと知らん顔です。こんな状況に苛立っている人は多いらしく、スイッチ一つで自分の周囲3mから5mくらいのすべての携帯電話を通話不能にするという道具が出回っているんですね(常識でしたか?)。要するに妨害電波を出すらしいんですが、これって法的には大丈夫なんでしょうか。それと携帯は電磁波が心臓ペースメーカーに悪影響があるといわれていますが、この機械はどうなんでしょう。ポケットに入る小さなものから、店舗などで使う据え置き型までさまざまな商品が出ているようですが「よく行く喫茶店は携帯が通じにくくてさあ」なんて場合は、もしかしたら携帯嫌いのオーナーがこっそりこれを設置しているのかも。病院やコンサートホール、葬儀場などはこれが必需品になるかも知れませんね。携帯といえば間の悪いことってあるもので、真剣な議論をしている会議中に限ってマナーモードにし忘れた自分の携帯が突然鳴り出して、それも普通のピロリロとかならまだしも、いたずら半分でダウンロードした「たらこ、たらこ…」なんてのが鳴った日にはもう。あわてて携帯を探そうとしてテーブルの上のコーヒーをひっくり返し、隣の人に謝っているあいだ中「たらこー、たらこー」…。わあー、想像するだけで気絶しそうです。

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2007年1月15日 (月)

電気は天下の…

ビッグスワンのネーミング・ライツに東北電力が名乗りを上げた、という今朝の日報の記事。うーん、そうかあ、という感じでした。M●Nとか●メリとかブ●ボンとか、いろいろありそうだと思ったのですが、やっぱりこの長期不況下、5年間6億円という縛りはキツかったのでしょうか。考えてみれば、確かにビッグスワンはアルビレックス新潟のホームスタジアムというだけでなく、各種競技会やイベント、そして2009年新潟国体のメーン会場というさまざまな顔を持っているのですから、サッカーだけ考えて「本社がベガルタのホームじゃん」などというケチな考えではダメなんですね。新潟県はコウモリみたいだとよく言われます。ある時はケモノだと言い、ある時は鳥だと主張する。東北だったり関東だったり、北陸だったり、中部だったりと器用に使い分けていたわけですが、道州制にもからんでそろそろ立場を決めなければならないようです。東北地方に属するという主要な理由が東北電力のサービスエリアにあるということです。でも考えてみれば新潟県内には東京電力の原子力発電所はあるし奥只見はじめたくさんの電源開発の水力発電所が首都圏などに電気を送っているし、JR東日本は信濃川の3つの水力発電所で総電力使用量の4分の1をまかなっていて、新潟生まれの電車が活躍する山手線も京浜東北線も中央線も、新潟からの電気が止まったらアウトという状況を考えると「電気は天下の回りもの」で地域を規定するものではないようですね。

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2007年1月12日 (金)

新潟駅に中央線快速

今朝、新潟駅のホームで見慣れぬ電車を発見!銀色無塗装のステンレス車体にオレンジ色のラインが2本。あれっ、この前ニュースでやってた中央線快速の新車両E233系ではありませんか。そうか、JRの新津車両工場で完成した一編成を試運転で新潟駅に入れたんだ、と納得しました。グリーン濃淡カラーが多い新潟駅で、あのオレンジ色を見るとなんか違う駅にいるような錯覚に陥ります。ホーム2線をはさんでいたので良く分からないのですが4ドア、6ドアとも各ドアの横にドア開閉ボタンみたいなモノが付いていました。そんなボタン、ありましたかねえ。新潟生まれのあの電車も何日か後には花のお江戸の東京駅を発着するようになると思うと「がんばれよ」と励ましたくなりました。この春、進学や就職で新潟を離れる人も多いでしょう。東京で中央線や山手線、京浜東北線などの新潟生まれ車両に乗ったら「お互いがんばろう」と心の中で連帯してください。ところで先日このブログで紹介した新刊の「家族っていいなあ」が書店に並びました。おかげさまで反響が大きくうれしい悲鳴です。みなさん、心の栄養に飢えているんですね。

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2007年1月11日 (木)

港まち、だったんです昔は

「(新潟は)港への思いを一番強く持っていた」…。今朝の日報朝刊。新しく始まった連載「08サミット 開港都市の挑戦」の中で紹介されていた中田・横浜市長の言葉です。うーん、と首を傾げました。私の印象では新潟市は開港5都市のなかでもっとも港に背を向けている都市だ、という思いがあります。いま市民の意識のなかに新潟港というものが一体どれほどあるというのでしょう。この数十年というもの街と人の歩みから疎外され、まるで汚いものに蓋をするかのような扱いを受け続けたのが新潟港だったと思うのは私だけでしょうか。ずっと以前に関西から初めて新潟へやってきた私の義父が「佐渡へ行こうと思って港へ行ってみたが、まるで場末のバス乗り場みたいなところ。港の雰囲気などまるでない。とても船に乗る気になれなかった」と話していたのが今も鮮明に記憶に残っています。街の真ん中にある西港でさえこうですから、東港にいたっては…ということですね。かつて、新潟日報は新潟港や直江津港に入港する船舶名を記事として掲載していました。経済面の片隅の、ほんの小さな記事でしたが、そこには港とともに生きるという地域の空気が反映していました。いつの間にあの記事が消えてしまったのか。その背景に何があったのか。新幹線ができ、高速道路ができ、航空路線が拡大して新しいオモチャが増えるに連れ、新潟人は港を忘れてしまいました。港から生まれたこの街で、堀と柳はことばとして復活しても港は依然として忘却のかなたです。

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2007年1月10日 (水)

泣けます 笑えます

毎日のニュースはため息が出るような話ばかり。世の中、どうしてこんなに壊れてしまったんだろう、とやりきれない思いが募ります。「頼むからいい話をニュースにしてくれ」という声は高まるばかり。そんなあなたにお届けします。掛け値なしにホッとして、ホロッときて、ニヤッとする本の完成です。新潟日報で2年8ヶ月にわたって好評連載したエッセーをまとめた「家族っていいなあ」がそれ。もうすぐ書店に並びます。新潟市のエッセイスト・藤田市男さんが自身の家庭をネタにして書き続けたエッセーは平凡な日々のなかにひっそりと、けれどもキラリと光って転がっている話題を軽妙な文体でまとめ、読者の感動と共感を集めました。今回の出版については去年から口コミでニュースが広がっていたらしく、いろんなところで「家族って…が本になるそうですね」という声を聞きました。本がみんなこうなら宣伝も不要で助かるのですが…。それはさておき、とにかくすぐに買いましょう。そして読みましょう。最初からティッシュペーパーを用意してください。必ず満足させます。

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2007年1月 9日 (火)

うれしかった

うれしいことがありました。先日ある新年会で初めてお目にかかった方から「おたくの会社で出版した『ネパール・ムスタン物語』(当ブログの9月7日「平成の快男児」参照)に感動した。今どき、あれほどの熱意を持って夢に挑んでいる人がいることに驚いた。こんな素晴らしい本は是非とも若い人に読んでほしい」と言っていただいたのです。この方は職場でも部下のみなさん方にこの本を紹介していただいているとか。編集者冥利に尽きる、というのはこういうことです。この本の第1ページ、タイトルバックの写真をぜひ、じっくりとご覧ください。高齢となった今もチャレンジを続ける近藤さんのすべてがこの1枚に凝縮していると私は思います。感動的な写真です。さて、うれしいと言えばこの日曜日の日報に載っていた県内ベストセラー・ランキング。「新装版 新潟県の葬儀と法要」が長岡市で堂々の第1位でした。さらに「新潟県の高齢者施設」も新潟市で第9位にランクインしました。こいつは春から縁起がいいわい、と思ったことでした。

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2007年1月 5日 (金)

本の一生

きょうは毎年恒例となっている期末の在庫書籍棚卸しです。当社が出版した書籍で工場から納品されてまだ出荷されていないもの。あるいは一度出荷したけれど一定期間が経って返品されてきたものなどが倉庫にはたくさんあります。それらを年に一度(原則)1冊ずつ確認して帳簿と照合し、在庫を確定する作業です。棚卸し自体は多くの業界で一般的に行われているわけですが、出版業界に身を置くとなんとも割り切れない(やりきれない)思いに捕らわれる作業です。その原因は返品された各種の書籍の山です。本は出版すると取り次ぎや小売り書店に出荷します。当然ながら取り引きはすべて売買取り引きとして行われます。ところが小売店は一定期間店頭に置いた本が売れないとみると自由に返品できます。それが書籍流通の商習慣なのです。本の一生がスタートした出版社には、なんと売れなかった本のゴールまでおはちが回ってくるわけです。当然、長い期間店頭にあった商品ですからたくさんの人が手に取って傷んだり日に焼けたりしていて、そのままではもう商品価値のない本が少なくありません。でもそれを買い戻すのが出版社なのです。ね、やりきれないでしょ。なかには再出荷される幸運な本もありますが、多くは処分される運命です。つまり一度は売上計上したんだけど、やがて「あれは売れませんでした」と訂正が必要になる。しかもいつ、なにが、どれくらい返品があるのか神様でなければ分からないなかで営業するわけですから、胃が痛くなるのです。

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2007年1月 4日 (木)

おめでとうございます

みなさん、明けましておめでとうございます。今年の元旦から新潟市は一体どうなってしまったのか、と首を傾げるほどの好天に恵まれています。快晴の初日の出も拝むことができましたし、鏡のように穏やかで真っ青な日本海の波打ち際を散策することもできました。もちろん洗濯物は気持ちよく乾いてくれます。毎年欠かさず見る箱根駅伝も、例年なら「あーあ、関東はあんなに晴れてるよ」と慨嘆するのに、今年だけは余裕をもって(?)観戦することができました。いつもなら「こんな好天がなにを予言するのか」などと憎まれ口のひとつもたたくところですが、お正月でもありますし、まずは素直に天の恵みに感謝し、この1年の開運を期待することとしましょう。それにしても、です。今朝、会社のパソコンを立ち上げて予想通りウンザリしました。このブログに書き込まれたコメントが100近く。ほぼ100%が海外からのもので、怪しげな薬物や違法コピー商品とおぼしきものの宣伝であったり、わけの分からない文字化けした内容であったりです。それだけこのブログへのアクセスがあると解釈すればいいのかもしれませんが、インターネット社会の負の側面を見るようで、気分のいいものではありません。

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