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2006年8月31日 (木)

風立ちぬ

そろっと夜は風が涼しいを通り越して肌寒く感じられるようになってきました。日暮れも早くなって、夏が足早に去っていくのを感じます。この季節に私の右脳をよぎるのはオフコースの「秋の気配」と松田聖子の「風立ちぬ」なんですね。なんとも軽くて申し訳ありません。そりゃ、ジャズの名曲「オータム・イン・ニューヨーク」なんてのも心にしみて大好きですが、このタイトルにだまされて同名の映画を何年か前に見ました。リチャード・ギア主演の作品で、曲には全く関係なくて(当たり前か)全然面白くなかったのですが、ただ燃えるような紅葉のセントラルパークの美しさが強烈な印象でした。そういえばペギー・リーの「オータム・イン・ローマ」も忘れてはいけません。それで「風立ちぬ」です(しつこくてスミマセン)。聖子のあの曲は絶対名曲だと思うんですね。文句あんならオモテ出ろってくらいのもんです。立て続けに出た聖子のアルバム、ほとんど持ってましたが、その中でもこれは秀逸でした。同じタイトルで堀辰雄の小説もありますね。結核を患う女性を描いた叙情的な作品で、八ヶ岳ふもとのサナトリウムが舞台ですが、以前、オートバイで八ヶ岳ふもとを走っていて、聖子の「風立ちぬ」が突如頭の中に流れたのを覚えています。堀辰雄と松田聖子。全然世界の違う2人をつなぐ「風立ちぬ」でありました。

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2006年8月30日 (水)

モバイルSuica危機一髪

昨日、通勤でいつも通りに駅へ入ろうとして、何気なく携帯を開いてみました。すると画面が真っ暗。おかしいなあ、いつ電源切ったのかなあ、と思って電源を入れ直したところ「EMPTY」の警告メッセージが出るではありませんか。帰宅すると充電する習慣ですが、なぜかこの2日間ほど充電をしないでいたためでした。で、私は駅前で「しまった、電車に乗れない!」と青くなったのです。そうです、私の携帯はモバイルSuicaで定期券代わりなのです。そう言えばSuicaの契約をしたときに、使用説明の中で「携帯電話機の電池残量には十分ご注意ください」という一節があったのを、このとき瞬時に思い出しました。しかし!エライじゃありませんか。私はまた瞬時にもうひとつの事実を思い出したのです。定期券でもあり、普通乗車券でもあり、買い物のプリペイドカードでもあり、テレビも見るし本も読む携帯だから、万一電池切れになったら大変だろう、と想像して機種変更した時に応急用の使い切り携帯充電器も一緒に買ってあったのです。バッグの中をゴソゴソ探すと、ありました。携帯に接続して電源を入れると、普通に起動します。ああ良かった。でも、手動充電クランク(手回しラジオのアレ)付き携帯なんてのもあると、非常時にはいいと思ってwebを探ってみたら、こんなのもありました。買おうかな。

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2006年8月29日 (火)

ウラジオストク

「飛鳥Ⅱ」が昨日、新潟を出てウラジオストクへ向かいました。700人近い幸せな乗客のみなさんは快適な第一夜を過ごされたことでしょう。今日はもうウラジオストクに到着するはず。ほんの20年くらい前までは、日本海をわたって旧ソ連と日本を結ぶ客船と言えばソ連極東船舶公団の船だけで、日本の客船がウラジオへ、などということは想像もできないことでした。私も以前、旧ソ連の客船(たった5000トンでした)で日本海をわたりましたが、着いた港はナホトカでした。当時はウラジオが極東艦隊の軍港ということから軍の機密に包まれた閉鎖都市で一般の外国人が立ち入ることは不可能だったのです。雑誌「プレジデント」の最新号で経営トップが読む参考書が特集されていました。小説の部で断然多かったのが司馬遼太郎の「坂の上の雲」でした。主人公のひとりである秋山真之が日本連合艦隊の頭脳として東郷長官を補佐し、対馬沖で奇跡の勝利をあげた相手が帝政ロシアのバルチック大艦隊で、めざす先はウラジオストクだったのはご存じの通りです。しかし、この軍港・ウラジオもさらに歴史をさかのぼれば多くの日本人が居留民として生活していたのだそうです。新大ブックレット第24巻の「ウラジオストクへの旅 ロシア極東地域に移住した人々」はそうした歴史に光をあてる一冊です。

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2006年8月28日 (月)

夏休みの宿題

夏休みの宿題、特に自由研究というのはいつも最後の最後まで何をやるか決まらずに、親を困らせた記憶があります。用意周到な子ども(というより親でしょうか)は、きちんとスケジュールを決めて立派な自由研究を仕上げるので、うらやましかったものです。ラストスパートで参考になるのが新潟県に限定した図鑑類です。「新潟県陸水動物図鑑」「新潟県野草図鑑Ⅰ」「同Ⅱ」「新潟県樹木図鑑」「新潟県のキノコ」「新潟県海の魚類図鑑」とそろっています。ユニークなのはその木やサカナを方言ではどういうかで探すことので着る検索機能でしょう。方言と言えば「新潟方言を探る」や「蒲原の暮らしのことば」も面白い自由研究の資料になります。おじいさんやおばあさんのことばから方言探検をしてみてはどうでしょう。

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2006年8月25日 (金)

F1を見よう

何度かご紹介しているNIC(日報販売店)の新しいお店「Nippoキャンパス館」(新潟大学前)に今日、フォーミュラ1のレーシングカーを届けてきました。と言っても、もちろん本物ではありません。本物は「うん億円」もしますからね。3分の1スケールのラジコンカーです。しかし、なにしろ3分の1です。デカイんです。27日にキャンパス館を地域にお披露目する楽しいイベントが行われますが、その際に見て楽しんでいただこうという趣向です。ちょうど先日のハンガリーGPで日本のホンダF1が39年ぶりの優勝を飾りました。これで日本にF1のブームが再来するかもしれないというグッドタイミングでの展示となりました。この巨大ラジコンF1は実は当社の「社有車」です。さまざまな当社イベントの際に、ちょっと変わった看板として使う目的で導入したのですが、出動するのは今回が初めて。ただ、残念なのは今回はこのF1を走らせることができないことです。なにしろ大きくて重くてスピードも結構出ますので、十分な広さのあるところで、ちいさなお子さんなどに衝突する心配のない準備をしないと、本当に交通事故が起きてしまいかねないのです。いずれ、豪快に走行する姿を見ていただける機会があるでしょう。その時をお楽しみに。

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2006年8月24日 (木)

タワーレコード

きのう「万代橋から飛鳥Ⅱがビルのように見えるだろう」と書きましたが、実際に確認に行ったところ、万代橋からはファネル(煙突)上部が見えるだけで船体は柳都大橋に見事にじゃまされて見えませんでした。やっぱり柳都大橋は迷惑な建造物でした。重文・万代橋の価値を大きく損ねています。みなとトンネルがあるのに、どうして柳都大橋が必要だったのか、後世にきちんと説明できる人がいるのでしょうか。アメリカのタワーレコードが2回目の破産というニュース。なにか他人事とは思えません。デジタル社会・ネット社会における情報流通の大変革が起きています。音楽はネットのダウンロードが主流となってCDは売れなくなりました。映画もネットでの配信が増えてきているので、そのうち映画館も廃業するでしょう。さらには野菜や精肉などの日用食材までネットで注文して宅配というサービスが急速に普及してきています。街の八百屋さんや精肉店は廃業するでしょう。そして、本もそうです。今のところはグーテンベルグ以来の「紙の本」がネットでの販売を増やし、街の書店を圧迫し始めていますが、間もなく「紙でない本」や「紙だけど書籍流通を必要としない本」が急増しそうな気配で、そうなると出版業界や印刷業界も大変革の波に飲み込まれます。こうなると22世紀の社会はどうなるのか、想像もつきません。

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2006年8月23日 (水)

飛鳥Ⅱ

アンクル・トリスのTV・CMで有名なイラストレータの柳原良平さんは無類の船愛好家。柳原さんはずっと以前、日本も本格的な豪華客船を建造すべきだという持論を自著などさまざまな場で訴え続けていました。でも、そのころの日本は高度成長真っ盛りのイケイケどんどんの世の中。金儲けに忙しくて優秀な貨物船は多数建造しましたが、本格的な客船は夢のまた夢でした。柳原さんは戦前の日本がすばらしく優美な豪華客船を多数建造し、欧米航路に就航させていた(それらは横浜港に保存されている氷川丸ただ1隻をのぞいて全部戦争で沈んでしまいましたが)華やかな時代をよみがえらせたかったのでしょう。近年はようやく日本もスローライフなどということが言われ、船の旅も人気が出てきました。それまでせいぜい2、3万トンクラスだった日本の客船も大型化し、ついに5万トン近い「飛鳥Ⅱ」が登場したわけです。このフネは先代の「飛鳥」(2万9000トン)と同じ三菱重工長崎の建造で、最初は「クリスタル・ハーモニー」という名前でカリブ海クルーズに就航していたのを日本向けに改造したものです。三菱長崎ではその後、姉妹船としておよそ2倍もある11万トンクラスの「ダイヤモンド・プリンセス」と「サファイア・プリンセス」も建造しましたが、火災で一時建造ストップしたことはニュース等でご存じの通りです。その「飛鳥Ⅱ」が今日、新潟西港に入港します。万代橋から見ると、きっと新しいビルが出現したように見えることでしょう。

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2006年8月22日 (火)

ハンカチ王子

ハンカチ王子の眼に涙-。うーん、出来過ぎと言ってもいい夏の甲子園ドラマの最後は「やっぱり彼も高校生」という安心感を与えてくれました。ネットはハンカチ王子ネタで大いに盛り上がっているようで、なんでも「幸せを呼ぶ青いハンカチ」ということで斎藤君が使っていたのと同じハンドタオルがこれからヤフオクの注目アイテムになるんだとか。さて、テレビ観戦のスタイルは千差万別ですが、読書スタイルの日本におけるひとつの典型に「畳の部屋でゴロンと横になり本を読む」というのがありますね。この発展系としてベッドや布団の中で本を読むというのもあります。ところが、なんと、この読書スタイルは身体に決定的に悪いのだそうです。私が通っている整体師の人が言っているのですが、横になって本を読むと身体のねじれが全身に悪影響を及ぼすのだとか。うーん、でも本を読みながらうとうとして、ばさっと本が落ちてびっくり、なんてのは好きですけどねえ。2002年に初版が発行された花ケ前盛明先生による「上杉謙信 ゆかりの地を訪ねて」の改訂版が発行にこぎつけました。豊富なカラー写真と詳細な解説とで謙信の生涯をたどる好著です。正座して読みましょう。

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2006年8月18日 (金)

モーニングダンス

いつも心の片隅に引っかかっていて、いつか巡り合ったら購入しよう、と思い続けている曲。たいていの人は何曲かあるでしょうね。私の場合、その多くは新しいヒット曲ではなくて、もうずっと以前によく聴いた、あるいは以前レコードやカセットテープ(死語だね、こりゃ)で持っていたことがある曲です。先日、新潟市中心部の大きなCDショップをぶらついていたら、そんな曲のひとつと目が合ってしまいました。スパイロ・ジャイラ1979年の大ヒット「モーニングダンス」です。「おー、よく生きていてくれたね」という感じで即購入。数年前にも閉店セールの小さなCDショップを冷やかしていた時、それまで大きな店でいくら探しても見つからなかった今田勝の「哀愁のカーニバル」(1981年)を発見して感動したこともありました。こうしたCD探しは、欲しい本を探して書店の書棚の間を歩くのと同じような楽しみです。しかし、昨今はネットで曲名、書名を検索するだけで瞬時に発見でき、購入もできます。特に地方在住者には大きな恩恵ですし、急いでいるときには便利なのですが、いささか味気ない感じもしませんか。

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2006年8月17日 (木)

男たちの大和

先般発売された映画「男たちの大和」のDVDを買いました。映画は終戦60年記念として昨年末に公開されて話題になりました。なにが話題になった原因なのかをDVDで確かめたかったのです。邦画としては破格の制作費を投じた作品ということですが、そのコストの大部分が尾道の造船所に建設された戦艦大和の実寸セットであったことは想像に難くありません。これまでも先の戦争における海軍や大和をテーマとした映画は数多くあったわけですが、艦艇はいずれも小さな模型をラジコンで走らせる程度でお茶を濁したため、円谷特撮の域を出ることができませんでした。唯一、ハリウッド映画の「トラトラトラ」(1970年)が実物大の戦艦長門や空母赤城のセットを造って撮影し、その迫力に圧倒された例外があっただけだったのですから、今回の実寸大和(といっても全長の3分の1程度だけの再現ですが)撮影セットというのは、それだけでも話題性はあったといえます。確かに実寸で再現された大和の艦上シーンは、これまで目にしたことのない迫力でした。このフネの巨大さというものを初めて確認したと思いました。でも、肝心の映画のストーリーは、これまで掃いて捨てるほどあった戦争ものと同レベルで、はっきり言って陳腐でがっかりしたのです。どうも最近のわが国における「人よりモノ」の風潮が残念な形で映画になってしまったように感じた次第です。

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2006年8月16日 (水)

老化の個体差

楽しみにしていたお盆休みも一瞬のうちに終わって、これからが残暑厳しい中で本当のガマンの季節となります。体調維持に気を付けて乗り切りましょう。私はこの休みの期間中に高校の同期会があって、実に久しぶりに再会したかつての少年、少女たちと楽しさ半分、当惑半分の微妙な時間を過ごしました。なにしろ「えーっ、そんなに歳とったのか」と驚愕するような同期生たちが大勢いて(周囲が見れば私も当然そうみえるわけですが)、なのに何人か出席していただいた恩師の中には「エッ、先生の方が教え子より若いんじゃないですか」という姿もあって、人間の老化(内面も外面も)の個体差というものに驚かされたのです。17、8歳の目に映る30歳くらいの教師は十分以上に大人であるわけですが、その実際の年齢差は10年、20年と経つうちに個体差という暗黒星雲の中に吸収されていくのですね。さて、先日もちょっと紹介したNIC・新潟日報販売店の新しいモデルとなる「NIC新潟大学前」内のフリースペース「ぷらたなす」が14日にオープンしました。無料インターネットコーナーやチケットピア、談話コーナーに当社出版物の展示販売と盛りだくさんの内容です。お気軽にご利用ください。

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2006年8月11日 (金)

ふるさとUターン

泉田知事のメルマガ最新号で、団塊世代を中心としたUターンを促進するため、首都圏で新潟縁故者を対象に「ふるさと回帰意識」アンケート調査を行ったことが書かれていました。その結果、「新潟県出身で首都圏在住者の約3分の1の方々が新潟県への定住・交流を希望している」ことが分かったそうです。たった3分の1と見るか、3分の1もと見るか評価は分かれるでしょうが、気になったのはUターンの魅力のキーワードとして注目されているのが「キーボード」「ハサミ」「フォーク」だという話です。つまりユビキタスに象徴される高速・安価なインターネット接続環境、カリスマ理美容師に象徴される街のファッションセンス、そしておしゃれで美味しいレストランに象徴される食環境、ということです。おいおい、それって「田舎」に求めることじゃないでしょ、と声を大にして言いたい。十日町市松代とか魚沼市穴沢とか、よしんば新潟市や長岡市であろうとも、六本木や代官山と同じ環境を求めるなどというのは無茶苦茶と言うかわがままというか、あきれるしかありません。そんなものを期待してUターンなんかされた日には、1ヶ月とたたずに東京へ逃げ帰ってしまうのは火を見るより明らかです。そしてUターンによる地域活性化を期待する地域の人々が大きな被害と迷惑を被ることになります。安易なUターン誘致はやめましょう。田舎の良さを本当に理解する人は、誘致などしなくても自分で適地を探してUターンすることでしょう。

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2006年8月10日 (木)

変わる新聞販売店

今朝の日報に新潟市小新のNIC(新潟日報販売店)で野菜の朝市をやって大にぎわい、という広告が載っていました。最近のNICのお店は新聞を配達するだけでなく、さまざまな宅配業務をしたり、パソコン教室などコミュニティ・スペースとしてお店を地域に開放するようになっています。いわば私設のミニ公民館とでも言えるでしょう。当社とNICのお店とは親戚の関係にあります。そこでもっとお互いに得意技を持ち寄って、地域の皆さんに役立つことをしようじゃないか、という機運が盛り上がっています。取りあえず、県下の主要なNICのお店をお借りして手軽にできる自費出版の相談会を開くほか、保険や年金など賢いライフプラン・セミナーも開催していきます。順次ご案内しますので、地域のみなさんのご参加をお待ちします。新潟市五十嵐の新潟大学前に近く完成するNIC「にっぽうキャンパス館」は新潟駅bananaのような広い多機能コミュニティ・スペースや、新潟大学の公認学生新聞編集部、チケットピアなどを組み合わせた従来無かったスタイルの巨大店ですが、ここには当社の新刊や話題の本を常時展示する予定。気軽にお立ち寄りください。

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2006年8月 9日 (水)

大民謡流し

新潟まつり大民謡流しに、わが社チームも参加しました。今年は気温も湿度もさほど苦にならない程度で助かりましたが、今年久しぶりに新調した浴衣がバリッと糊が利いて風通しが悪く、これにはいささか参りました。やっぱり浴衣は何回か着て、洗って、馴染んだ方が楽ですね。1万人を超す参加者(と言っても、踊っていれば自分のチームの周辺しか見えないので、実感はありません)がたださえ単調な新潟甚句だけを延々と2時間踊るという、我慢比べのようなイベントですが、よく見ると他のチームでは独自のアレンジで楽しそうに踊っている姿もあって、よさこいソーランの流れがここにも現れているのかなあ、と感じました。かなり見物する人もいるのですから、2時間の途中に何回かイベント・タイムを設けて、それぞれのチームが工夫を凝らした出し物をやるというのも、踊る側のマンネリ感を打破する効果もあって楽しいのではないでしょうか。何はともあれ、結構な運動量なのでメタボリック・シンドロームが気になる中高年は来年こそふるって参加しましょう(出陣式でビールを飲み、踊りの休憩ごとにビールを飲み、打ち上げでビールを飲んでいたんではなんにもなりませんが)。

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2006年8月 8日 (火)

地酒と地本?

昭和時代まで、地方住民の「晴れ」の日を彩った商店街・繁華街が全国で衰退し、壊滅状態になっているところさえあります。延々とシャッターの下りた店が続く商店街の景色はやりきれないものです。業種的にこうした変化が顕著なのは書店と玩具店ではないでしょうか。以前はちょっとした商店街には小さな書店と玩具店が必ずあったように思います。今では書店は郊外型を中心とした大型店以外の「街角書店」は次々に廃業してしまいました。これは世界的な傾向のようで、映画の「ユー・ガット・メール」は、まさにそうした書店の苦悩が背景になっていましたね。今朝の日報は紀伊国屋新潟店が旧ダイエーに移転することを書いていました。現在の2倍の売り場面積ということで、東京あたりで増えている巨大書店に近づくのでしょうか。そんな郊外型書店のひとつ、旧新津市役所近くの「英進堂」で「全国地方新聞社ふるさとブックフェア」が9月1日から1ヶ月間開催されます。北海道から沖縄まで35の地方新聞社の出版物約2000冊が一堂にそろうという、めったにない機会です。地酒にはそれぞれの風土が反映するように、地本(?)も地域をよく映しています。珍しい一冊を探しに、是非お出かけください。新潟からは無論、新潟日報事業社が出品します。

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2006年8月 7日 (月)

勝て!日本文理

甲子園の夏が始まりました。初日はいきなり猛烈な打線の爆発が連続。3試合とも2桁得点というものすごいことになりましたが、あの横浜が打ち負けたのにはびっくりでした。われらが日本文理の登場は今週末。ちょっと時間がありすぎて、気合いを充実させたままでいるのに大変ですが、それは相手チームも同じこと。いつも通り伸び伸びとプレーしてほしいものです。ところで初戦の対戦チーム地元の新聞では「新潟は春夏合わせた甲子園の通算勝率が全国で最も低いが、過去のデータは当てはまりそうにない。今春のセンバツ大会では、新潟県勢として初勝利を挙げ、波に乗って8強まで進んだ。今夏は勝って当然という重圧の中で、投打に他を圧倒して勝ち上がってきた。(略)香川西としては、終盤まで競り合いに持ち込めるかがポイント」と、大いに警戒している様子。甲子園初勝利をめざす相手ナインも「簡単に点は取れない。序盤は投げさせて、後半にとらえたい」と、なにかサッカーのアルビが強豪チームと対戦するときのようなことを言っています。時あたかも台風が連続して接近中。大会日程が1日狂えば、文理の試合は13日。日本中がお盆休みでテレビ観戦するなかでの晴れ舞台となります。がんばれ!

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2006年8月 4日 (金)

夏来たりなば

うーん、暑っちぇー!ようやく夏らしい気候になって海水浴場などはホッとしているのでしょうから、文句を言ってはいけないと分かりつつ、やっぱりこの暑さはウンザリします。今日はそれでも少し風があるようだったので、昼休みに白山駅前から古町まで歩いたのですが、これは無謀でした。結局、日陰を拾うようにして、やっとの思いで戻ってきました。梅雨も真夏も、季節は日本全国平等(地域でその程度に差はあるけれど)に巡ってくるのに、景気回復はどうにも不平等・まだら模様に進んでいるようです。中央で発表される鉱工業生産指数や景気動向指数がどんなに好転しようとも、新潟県など多くの地方の景気は全然好転しません。ライオン・ヘアのおっさんが推進した「改革」なるものは、結局強きを助け弱きをくじくものだったのでしょうか。その困ったおっさんの後継者と目される父っちゃん坊やも「実はボク、4月に靖国参拝しちゃったんだもんね」などとおっしゃって、世間を騒がせています。このクソ暑いさなかに、庶民をいらいらカッカさせるようなことをしないでくださいね。

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2006年8月 3日 (木)

絶品の水

欧米はこの夏、40度前後の猛暑に見舞われているようです。熱中症で亡くなる人も多いとか。新潟もいよいよ30度を超す日々がやってきたようで、水分の補給には十分に意を配る必要があります。水と言えば思い出すのが小出町(現・魚沼市)の水道です。小出は冬の寒さと雪の多さで有名ですが、夏の暑さもこれまた県下有数という土地柄。夏にビックリしたのは、毎日夕方の決まった時間になると、それまでカンカン照りだった空がにわかにかき曇り、猛烈な雨が降ってくることでした。しかも10粒もあたれば全身びしょぬれ、と言っても大げさではないくらいの大粒の雨で、まさに熱帯のスコールを思わせるものでした。そんな小出の暑い夏に、台所の蛇口をひねると手を切るほど冷たい水がほとばしります。コップに受ければたちまちガラスが霜で真っ白になるくらいの水道水は氷いらず。それもそのはず、目の前にそびえる越後三山の雪解け水を集める渓流・佐梨川を水源にするのですから、思えばぜいたくな水道でした。さて、県内には数多くの名水があります。独鈷水、杜々の森、延命水など、どれもポリタンクやペットボトルを手にした人でにぎわいます。そんな名水67カ所を紹介するのが「新潟の名水 改訂版」です。どの名水も掲載された写真がすばらしいのです。まるで流れ落ちる音が聞こえ、手に触れる冷たさを感じるかのような写真を見ているだけで、少しは暑さが和らぐ感じです。

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2006年8月 2日 (水)

アサガオと奇論

新刊の「互尊翁 野本恭八郎」は今春入社した新人編集者が初めて手がけた(無論、ベテランの指導のもとに)大作で、新潟日報で長期連載した「アサガオと奇論」を書籍化したものです。この本のあとがきによると、著者の稲川明雄さんは長岡市職員として互尊文庫に勤務することになったとき「君は図書館にきたのではない。互尊文庫に入ったのだ」と言われて当惑したと言います。もう、そのころから稲川さんの中では「アサガオと奇論」の構想が育まれていたのでしょうか。商人の顔をした武士と呼ばれた互尊翁・野本恭八郎。その生涯を丹念にたどったこの力作からは互尊思想なるものを唱え、戊辰戦争の悔いを口にし、日本石油創立に関わり、山本五十六と親交を結んだ「長岡一市民」の心のひだと生きた時代が鮮烈に浮かび上がってきます。痛快にして奇怪、豪快にして愉快。こんな人物が越後の長岡にいたこと自体がうれしくなる一冊。夏の夜、冷たい麦茶とうちわなどを片手にページを繰ると「古き良き日本」に一時タイムスリップできそうです。

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2006年8月 1日 (火)

片岡義男的ココロ

夏になると読みたくなる本のひとつに片岡義男の「彼のオートバイ 彼女の島」とか「時には星の下で眠る」があります。以前夢中になっていたオートバイで、よくツーリングをしました。気のあった仲間で隊列を組んで、知らない土地を走るのは四つ輪の自動車とも電車やバスとも違う発見があるものです。一番大きいのは瞬間瞬間の臭いや温度を感じることでしょう。日差しの強い道路を走っていて、繁った木陰へ差し掛かると、スーっと温度が下がるのが分かり、ホッとするのです。ただ、見た目には風を切って気持ちよさそうなオートバイですが、真夏は地獄です。フルフェイスのヘルメットの中は熱気が充満して、汗だくになります。信号待ちすれば足下からエンジンの熱気と焼けたアスファルトの熱気が容赦なく襲いかかり、自動車の排気ガスで窒息しそうになることもあります。夕立の気配を感じたら、いち早く避難する場所を探して逃げ込まないと、全身ずぶぬれになります。それでもあの解放感は忘れがたいものですし、宿に着いてからのひと風呂がたまりません。今なら各地に立ち寄り湯があるので、もっとたのしい極楽ツーリングができるでしょうね。

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