2007年3月14日 (水)

ああ情けない

故障続きでヤバい飛行機だなあ、と感じていたDHC-8(ダッシュ8)が、とうとうみっともないトラブルを衆人環視の中で起こしてしまいました。世界的に需要が多いコミュータ路線専用機としてブラジルのエンブラエルやスエーデンのサーブと市場獲得競争を繰り広げているこの機体。もともとデハビランド・カナダ社は信頼性の高い小型機で有名だったメーカーですが、国際化・効率化の波に呑まれてタガが緩んでいるようです。日本におけるダッシュ8はあの国産名機YS-11に替わるものとして大量に導入されたわけですが、今でも海外では重宝されているYS-11だったら、こんな無様なトラブルは起こさなかったのではないか、と残念です。国内民間航空会社が早々に見捨てたYS-11も、自衛隊では20機ほどの全機が今なお現役。古いものは製造から40年も経つのにみんな大事に使われて、一部は近代化した「スーパーYS」に改良されてバリバリ働いています。いいものは長持ちするんです。それに比べてダッシュ8はいかにも使い捨て、ジャンクフード的な雰囲気を漂わせている飛行機だと思います(ひいき目ですが)。ものづくりの伝承が盛んに言われる昨今、YS-11の後継機開発を怠った日本の産業界は高いツケを払わされることになるのでしょう。

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2007年3月13日 (火)

軽自動車はピッタンコ

マイカーを買い換えようかなあ、と考えています。自宅には小型の普通乗用車が2台あるのですが、どちらも99%は1人で乗って走っています。どう考えてももったいないと思うからです。ある試算によれば普通車を軽自動車に換えると、年間20万円以上の経費節約になるとか。そりゃそうですよね。税金も車検も保険も軽自動車ならうんと安くなるのだから、当然のことです。そしてその軽自動車の性能も品質もどんどん良くなってきています。全国軽自動車協会連合会によると軽自動車の台数は一貫して増え続けており、最新のデータでは全国平均で100世帯に46.8台(前年45.8台)。これは2.14世帯に1台ということになります。全国で一番軽自動車が普及している鳥取県は、なんと100世帯に94.1台とほぼ1世帯に1台。新潟県も81.9台で1.22世帯に1台という高普及率です。軽自動車のメリットはコストだけではありません。燃費、炭酸ガス排出量、廃棄物量のいずれも普通小型乗用車平均の60%くらいというのですから、地球温暖化対策に私たちでもできる小さな一歩にはなりそうです。ブックレット新潟大学の「温暖積雪地域における水の循環を科学する」や「弥彦・角田山から地球環境を考える」を読んでいて、そう思いました。

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2007年3月12日 (月)

なにか違うぞ

開幕2戦を2引き分け。これをどう見るかは人によって違うでしょうが、少なくともホーム開幕戦の浦和との引き分けは、ほとんど勝ちに等しい値打ちでした。今季、さらにボリュームアップして、ほとんど化け物のような戦力を蓄えた「天敵」浦和。それだけでも軟弱なアルビは萎縮してしまうのに、2点を先制されてもうギブアップになるのがこれまでの常識でしたが、昨日は違いました。後半に相次いで投入されたU20日本代表コンビが値千金のゴーール!しかも河原は交代の1分後、亜土夢はロスタイムでの劇的ゴール。これは何かが始まるのかも、とサポーターを揺さぶるに十分なパフォーマンスでした。サッカーの神様がこの試合に用意した4点を、全部浦和に取られても不思議はなかったのにイーブンとは。アルビは大きく変わっています。昨日のビッグスワンでは特設テントで先行販売しましたが、「アルビレックス新潟オフィシャルハンドブック2007」が出来上がりました。アルビの戦士たちのデータが一目で分かります。J1他クラブのデータや、アウエー応援に便利なスタジアム紹介もあります。この1冊を自分だけのシーズンブックに作り上げるためのシールも増量しました。800円です、お買い求めください。

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2007年3月 8日 (木)

弥生寒波のラーメン

降りましたねえ。弥生寒波があるんじゃないかという予感はあったけど、春の陽気が続いたあとではやっぱり結構こたえます。でも新潟市の雪はびちゃびちゃで、すぐに消えてしまいそうですけどね。寒いと無性に食べたくなるのがラーメン。きょうの朝刊テレビ番組面下のBSNカラー広告は、そんな寒い朝の気分に見事はまりました。題して「新潟はラーメン王国だ!最終回 あのうまいラーメンをもう一度」。うーん、午後6時55分からという時間がちょっと私的には微妙なんですが、見たい!この番組が5年間で紹介したお店に新店情報も加え、登場はズバリ100店、というんですから強力です。「昭和の新潟ラーメン史」という副題まであるんですから、当社発行の「ラーメン道楽」と「新潟ラーメン食べ歩き」を足してテレビ番組化したような感じでしょうか。ぜひ、この2冊を手元に置いて映像と音声の饗宴に浸ってください。番組終了後の今夜8時過ぎから新潟のラーメン店は混むかもしれませんよ。

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2007年3月 7日 (水)

ふるさと新潟出版大賞

今朝の朝刊で発表しましたが、当社主催の第1回「ふるさと新潟出版大賞」に方言文集「もく津がにッ子 しゃべちょ唄」が選ばれました。旧横越村(新潟市)の保科桂子さんが、子どものころの想い出を全編方言でつづった異色の自費出版です。以前、このブログでも紹介したこの本。ページを開いた最初は途方に暮れること間違いない、本の異次元ワールドですが、読み進むうちに文章のリズムと心の波動がシンクロしていくような心地よさがあります。この心地よさはなんだろう、と考えたのですがやはり温かさなんだと思います。この方言が紡ぎだす心象風景は、太陽の光をいっぱいに取り込んだフカフカの稲わらであったり、ミズスマシが泳ぐ静かな水面に揺らぐ陽の光であったりします。まさに癒しの世界なんですね。大賞受賞作品は全国新聞社出版協主催の「ふるさと自費出版大賞」に新潟県候補作品として推薦されます。全国でも高く評価されるのを楽しみにしています。ところで、自費出版と言えば最近、つくった本を全国で販売する、と言葉巧みに勧誘され不当に高い費用を請求されたという話をよく耳にします。被害を訴える方々の主張によると、印刷・製本の請求費用が明らかに高すぎたり、契約どおりの部数が制作されていなかったりで、しかもできた本は誤字や表現などの校正もろくにされていない不良品だったりするそうです。自分の本をつくりたい。その本を大勢の人に読んでもらいたい、という希望につけ込んで、詐欺まがいの商法を行う会社があるとすれば、同業者として残念でなりません。おいしい宣伝文句にだまされないよう、気を付けてください。

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2007年3月 6日 (火)

傲慢なBS受信確認

昨晩、自宅のテレビでNHKBS1のゴルフPGAツアー・ホンダクラシックを見ていたら、いつの間にか画面左下に妙なメッセージが出ています。なんかNHKの受信料を払わない人への注意喚起らしいのですが、私は小心者で払っていますから、放っておけば消えるだろうと思っていました。トーナメントが白熱してきて、パットの行方が気になるのに、このメッセージがホールを隠してボールが見えません。アタマに来てメッセージをよく読んだら「電話かネットかファクスでNHKに連絡すれば消してあげるよ」みたいな内容だったので、憤然としてネットで手続きし、しばらくしてメッセージは消えました。なんでもBSデジタルの視聴を開始して30日くらいでもれなくこのメッセージがサービスされることになっているらしいのですが、ウチはデジタル視聴開始から約1年たっています。今まで出なかったのが不思議です。それにしても有無を言わせず、しかも手続き内容ではかなり詳細な個人情報を一方的に収集するこのやり方って、今どき通用しないんじゃないでしょうか。「国営放送」なら国民に何をしてもいい、みたいな傲慢さがうかがえて気分を害しました。

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2007年3月 5日 (月)

煙たいゴルフ

先週末に相次いで開店した大型書店。どちらもさすがのボリュームで歩いているだけでくたびれました。じっくりと探検するのが楽しみです。本探しでちょっと疲れたので、久しぶりにゴルフの練習場へ行きました。春の陽気が続くとゴルフシーズン目前ということを否が応でも意識してしまい、下手くそなりに練習しなければ、と焦り始める季節なのです。練習場で感じたこと。その1はやっぱり下手くそだなあ。その2は煙たいなあ。そうです、最近は公共の場での喫煙がかなり制限されて、来週末からJR東日本の新幹線と特急は全面禁煙になり、駅なんかでもホームは原則禁煙なのですが、ゴルフという世界は依然として特権意識がまかり通っているのか人前で平気でたばこを吸う人が多いのです。隣の打席の人がやたらとたばこに火をつけ、一口吸ったたばこを灰皿に置き打席でスイング。その間、灰皿からの煙は私の顔面めがけて襲来し、自分のスイングに集中できません。全国的には禁煙打席を設けるゴルフ練習場が増えているようなので、帰りに受付の人に「打席を分煙にしてください」とお願いしましたが、どうなんでしょうか。私の希望としては(もちろん公共の場ですから完全禁煙が本当ですが)せめて1階を禁煙、2階を喫煙としてほしい。煙は上へ上がるから分煙効果は高いでしょう。最近読んだ本で喫煙率は先進国ほど低く、途上国ほど高い、とありました。いわば文明のバロメーターなのです。日本のたばこ価格は安すぎますね。英国の3分の1、米国や豪州の半分です。もっとも韓国は日本の半分、フィリピンは5分の1なんですけどね。伊藤慶夫先生の「長寿に挑戦 身近な健康」でもたばこの害を鋭く指摘しています。青少年や女性の健康のためにも、社会からのたばこ追放を進めたいものです。

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2007年3月 2日 (金)

弥生決戦

今朝の通勤電車で向かいの席の女性が新潟日報折込チラシを念入りに点検していました。白山駅に降りると、駅前では選挙が始まったかと思わせるたすき掛けの人たちがチラシ配りに懸命でした。電車内のチラシはきょう万代シティにオープンする大型店のもの。駅前のチラシはそれを迎え撃つ西堀通のファッションビルのもの。そして今日は万代シティの大型書店オープンと同時に五泉市にも大型書店がオープン。明日は新潟駅南口プラーカ1に大型書店オープンです。さあ始まりましたね「弥生決戦」。ファッションも本も一気に激突モードで、当事者は必死でしょうが利用者としてはこの活気がうれしい限り。「両方がんばれ」と無責任な声援です。さて、新潟日報社発行のハウジング新潟別冊「新潟リフォーム大百科2007」が完成しました。古民家再生とまで大がかりでなくても、家族の歴史を柱や梁に刻んだ大切な家を、より便利に安心に生まれ変わらせるリフォーム。いま需要が急増中です。県内から集めたたくさんの実例について写真や図面で「ビフォー・アフター」を確認できます。計画中の方には欠かせない参考書となるでしょう。

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2007年3月 1日 (木)

自由ってなんだろう

けさの日報抄を読んで悩んでいます。言っていることは理想論としてはありなのだろうけれど、現実論として私個人は納得できない。いろんな考え方があっていいのですが、私の考え方とあまりにもかけ離れているので不安になります。確かに思想・信条の自由は最大限に尊重されなければならないものですが、組織の構成員としての職務・責務より常に個人の思想の自由が優先されるべきものかどうか。業務従事者個人の思想・信条に反する業務指示が憲法違反になるのなら、世の中は動かなくなるのではないでしょうか。社会全体の秩序は根底から揺らぐのではないでしょうか。その組織の一員としてどうしてもやっていけない、納得できないというなら、円満退職など組織を離脱する自由は常に保障されているはずです。それとも、そういう業務指示もパワハラなんでしょうか。「戦争はいやだ」というのはよく理解できるし、それはだれも一緒でしょう。だからといって自分と自分につながる家族や友人や職場で構成しているこの国の過去と現在が許せない、という論理で職務を拒否してしまうのは無理があるのではないでしょうか。人は生かされている、ということを考えます。家族や友人や職場や地域社会や国や世界や大自然に生かされています。そうした自分を生かしてくれている周囲のことを考えずに「自分はこうしたい」というだけで行動するとしたら、それは戦争以上に恐ろしいことになるのではないかと考えるのです。現実にそういう人が急増していて常識はずれな行動や殺人事件まで引き起こしているじゃないですか。結局、自由ってなんだろうということになるんですよね。うーん、考えがまとまらない。今日一日、悩むことになるのかなあ。

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2007年2月28日 (水)

海から上がった角田山

今から2万年くらい前には新潟県(そんなものがあるはずもない昔ですが)には雪が全く降らなかったそうです。そのころは氷河時代の終わりごろで海水面が低く、日本海に暖流が流れ込まなかったため海面からの水蒸気がなくてそうなったんだとか。地球の呼吸ともいえそうな寒期と暖期の繰り返しで海水面が上下するため、海岸線は大きく前進と後退を繰り返し、海底火山だった角田山はやがて新潟平野にそびえる山として残ります。人間の生活の場もそれにつれて移動していたんですね。いつもなんとなく眺めているふるさとの風景が、こんな解説を頭に入れて見直すとまた違った風に見えてきて興味が増します。「弥彦・角田山から地球環境を考える」(ブックレット新潟大学29)は、そんな知的好奇心を刺激する一冊です。いま地球温暖化で海水面の上昇が懸念されています。長い地球の歴史の中では何度も経験した事態なんでしょうが、今回の気候変動の犯人は人間です。何万年かあとの地球で生活する知的生命体は、この温暖化をなんと名付けるのでしょうか。でも、きょうは新潟の冬らしい寒い朝でした。寒い冬は少し安心する、なんて勝手なことを言うと怒られますね。

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